オリジナルデジモンストーリー掲示板NEXT
 

小説とその感想の掲示板です。小説を投稿される方は小説投稿規約を必ずお読みください。

         


ID.4745
 
■投稿者:くじら 
■投稿日:2017/07/11(火) 18:59


六月の龍が眠る街 2-4
加納の話をまるっきり覚えているということはできない。その話の展開は始めて彼と出会い、デジモンの存在を告げられた時以上に現実離れしていた。おまけに僕は彼の嘘への怒りで殆ど冷静さを欠いていたので細部の記憶は曖昧だ。それでも、なんとか話について行くことはできた。
十九世紀の終わりあたりから人間がそれまでの人類が持っていなかったある因子を持って生まれるようになったことは政府高官や優秀な研究者の間では公然の秘密らしい。その因子は誕生と同時に少しづつ減っていき、二十歳を過ぎる頃にはまるっきりなくなってしまうのだという。その因子の持つ力は未だに解明されていない原理によって周囲にデジモンを呼び寄せるというものだ。この辺り、詳しい話は殆ど覚えていない。
二十世紀半ば、二次大戦中のネットワーク構築作業の中ですでに存在が確認されていたデジモンによる被害に備えるために、各先進国はそれぞれが組織を作り上げた。日本の場合のそれが〈ヒュプノス〉で陸軍の研究所をルーツに持つ組織だということだった。当時はまだデジモン相手の戦闘に使えるような技術は無く、主に研究されたのはデジモンの出現を防ぐ方法だった。その過程で先程説明した因子が発見されたのである。そしてすぐに、その因子を生まれつき多量に有する人間が僅かにいることが明らかになった。そんな人間達の周りにはデジモンによる怪死事件が相次ぎ、因子を持つ本人達も因子が体から消える二十歳を迎えるまでに殆どが死んでしまうのだ。彼らへの対処がヒュプノスが当たった最初の大きな問題だった。

「ヒトミちゃんも因子を多量に持って生まれた子どもの一人だと考えられている」加納は言った。僕は指先でカウンターをコツコツと叩きながら続きを促した。

最初に考えられたのは隔離政策だった。この計画はかなりの段階まで進められ、実際に南洋の離島に十数人の多量の因子を持った子ども達が運ばれた。〈選ばれし子ども〉と言う悪趣味な名称はこの時からすでに研究員の間で使われていたという。研究員達は彼らを対象に多くの実験を行い、〈ユゴス〉をはじめとしてデジモンに対抗する技術を多く生み出した。
〈選ばれし子ども〉達のなかで離島でデジモンに殺されなかったごく一部の者は成人し因子が消えた後に莫大な補償を与えられ一般の生活に復帰していった。計画自体が極秘のものでその倫理性の欠如を咎める者がいないため、その進行は極めて順調と考えてよかった。

ここで止まっておけばよかったのかもしれないが、この離島においてなされた新たな発見によってヒュプノスは方針を大きく転換することになる。子ども達によって呼び寄せたデジモンの中に、子ども達と特別に親密な関係を築く個体が存在することが明らかになったのだ。子ども達にとって友人のような存在となり、時には子ども達の心の動きに呼応して姿を変える個体。このような個体を十分に育てれば、人間がデジモンに対抗する為の強力な武器となるのではないか、そのような新たな予測を元に研究が進められ、組織の監視の元で子ども達を日常生活に置いたまま彼らに懐くデジモン−−パートナー−−を戦闘に耐えることのできるように訓練するという現在のスタイルが完成したという。不十分な監視による子ども達の死亡率の上昇と引き換えに研究はさらに発展し、一般の人間もある程度の要素が揃っていればデジモンをパートナーにできるようになった。これが加納達エージェントだ。

「それで全部か?」僕は苛々しながら聞いた。あの鎧のデジモンはヒュプノスがヒトミのことを「実験台」にしていると言っていた。さぞかしとんでもない告白を加納がするだろうと踏んでいたのに、彼の口から出てくるのは自分の組織の略歴ばかりだ。
「いいや、ここからが本番なんだよ」僕がコップに注いでやったぬるい水を飲むと加納は気がすすまないような顔で話を続けた。

話は二十年前に遡る。デジモンに対抗する機構がある程度安定してきたヒュプノスは目前に控えた2000年問題や彼らの方針に異を唱える〈十闘士〉と呼ばれるデジモンの集団への対応で火の車だった。そんな中でまた一つ大きな問題が見つかったのは〈十闘士〉についての調査の中でのことだ。
〈十闘士〉の歴史は驚くほど古く、ヒュプノスの創立と同じ頃には彼らの目撃情報がすでにあった。人間をデジモンに進化させるという摩訶不思議な技術を持った彼らはおそらく世代交代を繰り返してその十の席を保っているのだろうと考えられた。では、何のために?
ある勇気あるエージェントが彼らに面と向かって質問したことによりその目的が明らかになった。彼らの話では「神話に語られる悪魔」の復活が迫っており、それを排除することで「デジタルワールドとリアルワールドの二つを巻き込む巨大な破壊」を防ぐことが目的なのだという。カルト教団の戯言だと笑い飛ばす者もいたが、時は二十世紀末、メディアではノストラダムスの世界滅亡の予言が幅をきかせていたこともあってエリート揃いのヒュプノスの研究員の中にも十闘士の話を信じる者がいた。彼らは独自に研究を重ね、確かにインターネットの奥深くに当時の機器では観測しきれないほどの巨大な容量を持つ何かがいることを発見した。とすると十闘士の話のような危機が本当に迫っているのだ。ヒュプノスとしても手を打つ必要があった。その時に白羽の矢が立ったのが〈選ばれし子ども〉たちだ。彼らのパートナーであるデジモンたちは人為的に引き合わされたヒュプノスのエージェントとそのパートナーよりも強い力を発揮できるということはかなり早い段階で判明していて、彼らは常々ヒュプノスの奥の手と考えられていた。かくして〈選ばれし子ども〉を利用してその災害に対抗する計画が始まったのだ。これが〈選ばれし子ども〉計画である。この計画には致命的な問題があった。彼らの力が本当に災害を止められるかどうかはその時になって「ぶつけてみないとわからない」ということである。

ここで僕は机を叩いた。自分で予期したそれよりも幾分大きな音が出たが、後に引くことはできない。その音に勢い付けられるようにして加納に言葉を飛ばす。
「ぶつけてみないとわからない、だって? ずいぶん勝手なことを言ってくれるじゃないか。君は明久と咲の友人じゃなかったのか? ヒトミを守ってくれと遺言を受けたわけじゃ? もしかして、そこから全て嘘だったのか?」
「違う!」加納は必死に弁明する。「ヒトミちゃんの護衛に俺は真っ先に立候補した。俺がついていればヒトミちゃんをなるべく計画から遠ざけていられると思ったからだ」
「だったら、何故それを最初に僕に言わなかったんだ。今更それを信じろと言っても無理な話だよ」
加納はうなだれた。「本当にすまなかった。俺もそう打ち明けるのが怖かったんだ」
僕は口を噤んだ。加納の態度に嘘がないのは見ればわかる。たぶんほんとうに、ヒトミを組織の思惑から遠ざけようとしていたのだろう。そのことについて彼を許せないことはなかった。そうなってくると後は僕の意地の問題ということになってくる。考えがまとまらないままに、僕は怒った態度を続けていた。
「何がそんなに怖いんだ?」
「俺は昔に〈選ばれし子ども〉を一人、守れなかった。神原咲、ヒトミちゃんの母親で、あんたと俺の友人だよ」
声を出すことができなかった。
「君は今やってるみたいな仕事で仕事で咲についてたことがあったのか?」
「正確に言えば違う。咲さんの担当のエージェントとしてついていたのは明久先輩だった。あの人は高校時代からエージェントとして活躍していて、友人という立場で近くにいながら同級生の咲さんの護衛任務をこなしていたんだ」
「それでいつも、二人してベタベタしていたってわけか」僕は軽い調子で言おうとしたが絞り出した声はふるえていた。親友たちが自分に隠していた大きな秘密に動揺を隠しきれなかったのだ。
「かえって対象との距離を生むことになると言って組織は恋愛関係になることを止めてたみたいだし、最初は本当に任務だけの付き合いだったみたいだ。でもああやっていつもくっついていたら恋人になるのも無理はないだろうさ」

「いつからだ?」僕は聞いた。
「え?」
「二人が恋人になったのは、いつからなんだ」僕は自分でも笑ってしまうほど真剣な声で聞いた。大学一年生の時に僕と咲の間に甘くささやかな出来事があった。情けないことに咲が明久と結婚してからも僕はあのことを忘れられずにいつまでも引きずっていたのだ。僕の思いを明久はちゃんと知っていたし、それで僕達三人の関係が崩れることは無かったが、今でも時折思い出す大切な思い出だった。
「安心していいよ。明久先輩は職業意識が邪魔して中々アプローチできなかったらしくてね、はっきりと恋人になったのは大学の三年からだ」加納は追い込まれた自分の立場を一瞬忘れたかのように微笑した。「あんたと咲さんのことは聞いてる。明久先輩は咲さんにあんたと結婚してもらいたがってたみたいだよ」
「そんな」僕はあっけにとられて言った。「抜け駆けしてプロポーズしたのは明久じゃないか」
「先輩も辛かったんだ」加納は過去に思いを馳せている人間特有の深い黒を目に浮かべて言った。
「ヒュプノスのエージェントとして、対象の幸せを願ったとき、あんたみたいに真っ当に働いてる人と恋をして欲しかったんだ。自分みたいなおっかない仕事じゃなくてね。でも自分の気持ちはそれとは別にある。よくその辺の悩みを俺に打ち明けてたよ」
僕は思わず吹き出した。加納は驚いて目を大きく開いている。
「バカなやつだ。咲が好きだったのはいつだって自分だってことくらい知ってたくせに。いつも変なところで強がるんだよ、あいつは」僕はけらけらと笑った。加納の顔を指差して言う。
「君もそうだよ。変なところで強がるな。自分の考えてることがどんなに矛盾してるかとか、悩んでたらきりがないんだ。思ったことはとにかく言ってみろよ。誰かが聞いてくれるさ」
加納は目をもっと大きく開けた。「あんたは聞いてくれるのか?」
「ああ、僕が聞いてやるさ。明久も悩んでいるなら言ってくれれば良かったのに」
「でも先輩が咲さんにプロポーズしようと思っているなんて聞いて、あんた普通でいられたかな?」
「いや、多分ぶち殺してたな」僕はもっと大きく笑った。つられて加納も笑うが、すぐに目を伏せて言った。
「咲さんのことなんだけど…」
「そのことは君が今話したいことじゃないだろう」僕は遮った。「いつ聞くか僕は選ばないさ、今は君が今一番言いたいことを言え」
加納は顔をあげ少し考えるそぶりを見せたが、すぐにいつものように目を鋭くして言った。
「聞いてくれ、ヒトミちゃんは〈選ばれし子ども〉の中でもとびきりの有望株なんだ。ギギモンなんて希少種を呼び寄せるんだから、きっととんでもない数の因子を持ってるはずだ。本部も期待を寄せてる。これは国家ぐるみの大プロジェクトなんだ」
だけど、と加納は声を高くする。
「そんなことは俺の知ったことじゃない。俺は神原明久と神原咲の遺言を受け取って、ヒトミちゃんを守らなければいけないんだ。あの子を襲うワイルド・ワンを倒すだけじゃない。ヒトミちゃんには普通に学校に通って、普通にご飯を食べて、普通の恋をして、普通に幸せになってもらいたいんだ。何か大きなものの都合でヒトミちゃんを振り回したりは絶対にしたくない。俺は二年前に先輩達が死んだ時にもう終わったんだ。だからせめて、ヒトミちゃんを守ってみせる」
彼が口を閉じたのを見て僕は一言言った。
「バーから学校に通うのは果たして普通かな?」
加納は吹き出した。「普通じゃないな、でもそれでいいんだ」

「喧嘩は済んだみたいですね」
僕と加納が声の方を向くと彼らと一緒に来たパーカーを着た少年が立っていた。ウェーブのかかった髪に青い目、そして端正な顔立ち、手にはヒトミを抱え、そのヒトミがまたギギモンを抱えている。
「済んだみたいだな、自己紹介もまだなのに待たせて悪かったね。僕は辻玲一という。君は?」僕が尋ねた。
「俺は夏目秀(ナツメ シュウ)と言います。今日は別の〈選ばれし子ども〉に会わせるって高視さんに連れられて来たんですけど、色々ありましたね」彼は胸に抱えたヒトミに目を向ける。
「でも、ヒトミちゃんは仲良くなれたから、本来の目的は達成ってことでいいですね」
「君は自分が〈選ばれし子ども〉だって知っているのか?」
「知ってますよ。嫌なもんですけど、まあそう生まれちゃったんだから仕方ないですね。ヒトミちゃんにも教えちゃったんですけど、まずかったですかね?」
「いや、構わないよ。ありがとう」彼がどう説明したのかは分からないが、僕には打ち明けられそうもなかったので、正直助かった。
「ヒトミちゃん、お兄さんの話はわかった?」加納が気遣わしげに尋ねる。
「えらばれしこどもー!」ヒトミが元気よく即答したので、僕と加納はまた笑い出してしまった。僕達が絶望とともに憎々しげに発した〈選ばれし子ども〉という言葉が、秀やヒトミの口から出るとまるで世界を変える希望の呪文のように感じられる。これが未来というものだ。これが僕達が守らなくてはいけないものだと思った。
ドアが開き、加納とともに来たヒュプノスのエージェントが帰って来た。クラビスエンジェモンやあの大きなクワガタムシの姿は見えなかったが、なぜかバーが一気に狭くなったように感じられた。僕の感じたことを裏付けるように、どこからかあの天使の声が聞こえてくる。
「ミチル、すまない。取り逃がしてしまいました」
「ああ、別にいいさ」加納は和やかに答えた。
「良くないです! マスターをあんな風に侮辱したやつをみすみす逃すなんて、闇の闘士が二人いると分かっていれば…」
「闇の闘士が二人?」加納は眉を上げたがすぐに元の顔に戻る。
「それは調査が必要だな。とにかく、今日はお疲れ様だ。クラビス」
「…」
「どうした?」
「労ってもらえて嬉しさで死にそうではあるんですが、マスターがこんなに機嫌がいいなんて! 何かがおかしいです!」
その言葉でみんなが笑った。高視が微笑しながら尋ねる。
「二人とも、話はついたんですね」
「ああ、まあなんとかやるよ」僕は答えた。
加納は俺はもう終わったと言った。僕もこれまで常々そう思ってきた。でも、こんなに多くの笑い声が、まだ残されているのだ、何かが変わるかもしれない。そう思った。

*****

白い色調の病室のベッドで北館祐はため息をついた。包帯を巻いた顔を梅雨の湿っぽいぬるい風が撫でる。全身打撲で全治一週間、全くみっともない話だがあの時はクラビスエンジェモンを前に確かに死ぬと思ったのだから自分の強運に感謝するべきだろうな、と彼は思った。
一条秋穂があまりに申し訳なさそうに謝るので昨夜何回も彼女に対する呪詛の言葉を口にしたことなど忘れて北館は彼女を許してしまった。
「いいんだ、敗因はぼくの油断なんだから」秋穂からの見舞いの品である西瓜を齧りながら北館は言った。もうスーパーに早摘みの西瓜が並ぶ季節か。
「でも私がちゃんと救難信号に応えられてたら、それ以前にちゃんともう一人のエージェントのことを調べ出していたら…、ごめんなさい」
「何か信号に気づけなかった理由でもあったの?」
「その時塾にいたの」
鈴のような声で秋穂はけろりといった。許さないほうがよかったかな、と北館はまたため息をつく。
「それよりここは大丈夫なのか?」北館は病室を見回して言った。「ヒュプノスはぼくを捕らえるために、昨夜大怪我で入院した患者を探すだろう。ぼくは辻玲一に素顔を見られているし、ここに来られたらアウトだ」
「今更心配しなくても、お互いに何回もここのお世話になってるでしょう。機密保持がポリシーの〈十闘士〉専属の医師の診療所よ」
「でも…」
「大丈夫、表向きにはここは耳鼻科ってことになってるから。包帯ぐるぐる巻きのミイラ男が入院してるなんて誰も思わないよ」
「ミイラ男か」北館はおもわず笑った。秋穂も続けて笑う。
「心配しないでゆっくり休んで、ここのことは誰にもバレないようにする」
「ありがとう。それと…」北館は重々しい口調で話を切り出した。「昨日、ダスクモンに会った」
秋穂は顔を上げ目を大きく見開いた。二年前の戦いの中で何者かに奪われた闇のスピリットの半身と、それを用いた進化体であるダスクモンについて彼女はよく知っている。それに対する北館の感情も合わせて、だ。
「戦ったの?」
「いや、むしろその逆だ。クラビスエンジェモンに半殺しにされたぼくをあいつが連れ去って、昨日君がぼくを見つけた路地裏に隠してくれたんだ」
「どうしてそんなことを?」
「さあね、ぼくに死なれちゃ困る、って言ってたよ」北館は肩をすくめて首を振ろうとしたが身体中に激痛が走ったためにそのどちらもできなかった。
「あいつ、またこの街に帰ってきたのね。調べてみる」彼女は目に怒りを浮かべて言った。
「頼む。それと、もう一人のS級エージェントもだ。彼はどうやら神原ヒトミとは別の〈選ばれし子ども〉の護衛らしい」北館は憎々しげに言った。「ぼくはその子どもを見たよ。こないだうちの高校に来た転校生だ」
秋穂の目の怒りが消え、きょとんとしたような光がそこに宿った。「あのイケメン?」
「そうだ、あのイケメンだよ。ああいうのがタイプか?」
秋穂は笑みを浮かべた。「みんな騒いでるけど、私はそこまで。悪い男に引っかからないか心配してくれてるの?」
「守ってあげたくなる女の子だからね」北館は皮肉交じりの声を出した。
「強がらなくてもいいのに、とにかくちゃんと調べとく」
秋穂はぴんと背筋を伸ばした。
「ねえユウくん」
「なんだ?」
「いろいろなことが起こってるけど、あまり一人で悩まないで。私達は十人の仲間で、その中でも私とユウくんはコンビなんだから」
そう言うと秋穂はおもむろに北館に顔を近づけ、二、三回頬擦りをすると何も言わず立ち上がり病室を出て行った。これは彼女の癖で今も女の友人によくやっていることだ。幼馴染である北館も小学生の頃はよくこの頬擦りをされたものだが、今は互いに年頃の男女である。血が北館の頭に上る。
真っ白な病室の中で、西瓜と彼の顔だけが真っ赤だった。


スレッド記事表示 No.4742 六月の龍が眠る街 2-1くじら2017/07/11(火) 18:54
       No.4743 六月の龍が眠る街 2-2くじら2017/07/11(火) 18:55
       No.4744 六月の龍が眠る街 2-3くじら2017/07/11(火) 18:57
       No.4745 六月の龍が眠る街 2-4くじら2017/07/11(火) 18:59
       No.4746 あとがきくじら2017/07/11(火) 19:00